外壁塗装で使われる技とは?職人さんの技術について解説

私たちが住んでいる家、働いている会社、買い物をするデパートなど……街を歩いていると、目につく建物の多くが綺麗な見た目をしていると思います。逆に、住んでいる家の見た目は綺麗であってほしく、塗装が剥がれていて見た目が汚いお店には入りたくないという気持ちになります。

このように、建物の見た目は私たちの生活に大きな影響を与えるものとなりますが、果たしてどのように保たれているのでしょうか。結論として、それは外壁塗装業者によるものです。建物が新しくできた際や、月日が経つことによる塗装の剥がれが起きた際に活躍します。

今回は、外壁塗装のとき、職人さんはどのように作業しているのか、その技を紹介していきます。

塗装の出来は職人さんの技術による

まず前提として、外壁塗装は私たち素人でも行えます。職人さんに頼まなくても必要なものさえ揃っていればいいのです。それでは何故わざわざ職人さんに頼むのかというと、やはり技術を持っている人とそうでない人では、塗装の出来に大きな差が出るからです。

たとえば、塗っている途中で塗料が垂れてしまったり、色ムラができてしまったりすることなどです。このような失敗をしないためにも、確かな技術を持っている職人さんにお金を払い、塗装をしてもらいます。ただし、職人さんによっても出来上がりは変わってきます。質のよくない塗料を使っている、そうでなくても職人さんの技術が足りない会社は、ほかの会社と比べて費用が安いことがあります。外壁塗装を頼む際は、事前にリサーチをしてから頼んだほうが安心です。

技術はどこに現れるのか

それでは、塗装における技術はどこに表れるのか紹介していきます。塗装には下塗り→中塗り→上塗りという3つの工程があるのですが、3つの工程全てにプロの技術が隠されています。

下塗りの技術

下塗りは、まだ何も塗っていない状態から塗料を入れる難しい工程で、その後の中塗りや上塗りにも影響してきます。まず気を付けることが、目地(煉瓦・コンクリートブロック・タイルなどを積んだり張ったりしたときにできる継ぎ目)を塗る際の順序です。外壁には、縦の目地と横の目地がありますが、ここでは縦と横に分けて塗るのがコツです。

ローラーの向きを目地に合わせて塗る方法もありますが、これではローラーを回転できないので、塗料が均一につくように気を付けなければいけません。また、ゆっくりと塗っていると塗料が垂れてきてしまうので塗るスピードや塗料の量も大切です。

中塗りの技術

前日に行った下塗りの上から塗料を塗る作業です。すでに塗られているところにもう一度塗る作業なので、塗り残し・塗りムラ・ダマ(塗料の塊)ができやすい点に注意が必要です。塗りムラ・ダマを作らないためには最初に斜めに塗料を塗るのがコツです。

そうすると、上下左右に塗るときに最初に塗った塗料を取ってくれますし、塗料を追加する回数も減るからです。また、下塗りと同様に縦と横に分けて塗ることを意識することで、塗り残しも無くなります。

上塗りの技術

中塗りを一日乾燥させたら、最後に上塗りです。基本的にやることは上塗りと同じですが、中塗りの塗料と色が同じなので、塗り残しが発生しやすいことに注意が必要です。やはり、縦と横を分けて塗ることを意識することが大切になってきます。

失敗しないコツ

ここまで3つの工程それぞれの技術を紹介してきましたが、素人ではなかなか難しいことが多いといえます。塗装を失敗しないためのコツとしては、何回か述べたように、縦と横に分けて塗ることがあげられます。そして、スピードを確保するためにも縦と横に塗る前に、斜めに塗料を塗っておくとよいといえます。

しかし、これらは職人さんによる長年の練習によって培われた技術なので、上手く塗るための一番のコツは練習を重ねることです。

技を持つ職人はどこにいる?

外壁業者の中には、施行経験は豊富なものの仕事は雑という業者もいますし、逆に経験は少ないものの丁寧な仕事で信頼を得ている業者もあります。腕がよく、技を持っている職人さんは雑な仕事はしません。また、お客様の要望を聞く、疑問点にしっかりと答えるといった、お客様との対話を大切にする業者は、安心して任せられます。

こういった業者を見つけるためには、噂や知り合いからの紹介、ネットでのリサーチが大切です。そして、よい業者を見つけたときには、その職人さんと仲よくなって、次の塗装のときにも来てもらえるようにできるとよいでしょう。

まとめ

ここまで、職人さんによる塗装の技を紹介してきました。私たち素人が行うのと、職人さんが行う塗装がどのくらい違うのかお分かりいただけたでしょうか。やはり、職人さんが行う作業は速く正確なので、安心して任せられます。

もしこれから外壁塗装を考えている方がいたら、「鈴木塗装」をぜひご検討ください。相談から施行完了まで全てを自社で行っており、仲介料がかかりません。お客様の声に対しても、真摯に対応させていただいております。ぜひ一度HPをご覧いただき、お気軽にお問い合わせください。