人気の外壁塗装はシリコン!塗料の種類によって塗装の効果が違う

外壁塗装の種類を学ぶ場合、まずは人気の塗料から学んでいったほうが良いでしょう。シリコンのような人気の塗料を学ぶことによって、塗料のグレード、なぜオススメされるのかをまとめて理解できるようになります。

コスト・実績で選ばれているシリコン

リフォームで良く使用される塗料では、シリコンが人気です。シリコンは丈夫で長持ちする塗料のため、塗料のグレードにおいても高く評価されています。また、長持ちゆえのコストパフォーマンスもシリコンの特徴でしょう。

シリコンは外壁の塗装に合っているので人気

外壁塗装に用いられる塗料には、グレード(品質水準)が存在します。「外壁塗装で悩んでいる場合はシリコン」と言われる所以についても、グレードに合った機能があるため、多くの人から選ばれているのです。何より国内での使用率が高いため、あらゆる外壁塗装に対応していることは、実績のみでわかる塗料となっています。

シリコンが外壁塗装で選ばれている理由3選

外壁塗装の種類でシリコンが高い人気を誇っているのは、次のような理由があるからです。

  • 合成樹脂としてグレードが高く、リーズナブル
  • 実績が多く、あらゆる用途で無難な成果を上げている
  • 業者がオススメする塗料として有名

ただし、このような情報は一般論に過ぎないので、シリコンがあらゆる面で最優秀というわけではありません。

外壁に使用される塗料の成分

外壁塗装で使用される塗料ですが、次の4つの成分に分けることができます。特に人気が高く、使用後のトラブルが少ない成分は合成樹脂のため、業者は良くシリコンをオススメしているのです。

  • 合成樹脂
  • 添加剤
  • 顔料
  • 溶剤類

塗装業者がよく用いる塗料の違い

塗料と言っても、良く使用される塗料とあまり使用されない塗料に分かれます。その理由ですが、塗料によって用途が大きく異なるからです。

アクリル

耐久年数5~7年、塗装業者はあまり用いない

ウレタン

耐久年数8~10年、防水性が高いためベランダに使用される

シリコン

耐久年数10~15年、防水性・耐久性に優れるため頻繁に使用される

フッ素

耐久年数12~15年、広い範囲に対して使用されることが多い

外壁塗装は広い範囲に対して行われることが多いため、自然とフッ素の使用率が高まります。フッ素は、ウレタン・シリコンに比べて塗装料金は高いのですが、短時間で塗装作業を終えられるため、コストパフォーマンスだけでなく、作業効率にも優れる塗料です。

塗料の性質は硬質・弾性で判断できる

外壁塗装は種類だけでなく、塗料の伸びにも違いがあります。

硬質塗料

伸び率は弱い、ほとんどの塗料は硬質塗料に分類される

微弾性塗料

伸び率は普通、硬質塗料と弾性塗料の特徴を併せ持つ

弾性塗料

伸び率は強い、ひび割れなど補修工事で使用されることが多い

伸び率というのは、塗料がどの程度で伸びるのか」という意味です。伸び率が強い弾性塗料の場合、ひび割れを補修できる性質がある一方で、膨れを発生させてしまう恐れがあるので、伸び率さえ良ければすべての外壁塗装をこなせるわけではありません。

業者で塗料の相談をすると、目的に合った外壁塗装の話をすることが良くあります。こちらは伸び率によって外壁塗装の仕上がりが変化するため、相談の際に細かいことまで聞かれることが多いのです。

定番の塗料以外で注目を集めている塗料

塗料の中では、シリコン、フッ素の人気が高いと案内しました。ですが、他にもラジカル制御型塗料、光触媒塗料のような人気が高まってきている塗料もあります。

ラジカル制御型塗料

光によって発生する外壁の劣化を抑える効果があります。ラジカル制御型塗料のグレードは、シリコン、フッ素と比較しても遜色ありません。ラジカル制御型塗料は耐久性が15年ほどと長く、3,000円程度で購入することができるのも、ラジカル制御型塗料の長所です。

光触媒塗料

酸化チタンによる自浄効果で空気をキレイにする効果がります。光触媒塗料は、耐久年数が20年程度と長く高性能です。その反面、どの塗料よりも高いという特徴があるため、シリコン、フッ素に比べて頻繁に使用されることはありません。

ですが光触媒塗料は、窒素酸化物を除去する作用もあるため、地球温暖化、二酸化炭素排出量が注目されている現代では、次世代の塗料として人気を集めています。

特殊な事情で使用される塗料

これから注目を集めるかもしれない塗料の中には、無機塗料、遮熱塗料が含まれます。

無機塗料

紫外線で劣化しない無機物を含むため、半永久的に使用できる塗料

遮熱塗料

断熱塗料とも言われ、屋内に伝わる熱量を減らす効果がある

昔に比べて、今では地球温暖化によって夏の気温が上がってきているため、耐久性に優れ、遮熱性にも優れる塗料も注目されるようになりました。

まとめ

外壁塗装について学ぶと、「コストパフォーマンスの良いシリコンを選べば良い」、このような考えを払拭することができます。外壁によって耐久性、遮熱性のようなこだわりがありますので、コストも含めて最適な外壁塗装の種類を知ったほうが賢明でしょう。

外壁塗装の種類でお困りの際は、「鈴木塗装」までご相談ください。お客様に合った提案が可能なため、最適な外壁塗装をご提供することができます。