外壁塗装で助成金をもらうには?条件や方法を徹底解説

皆さんのご自宅や会社の外壁には、ひびが入っていたり色あせていたりしていませんか?外壁をきれいな状態で保てていないと、外観が気になってしまうのはもちろん、建物自体の劣化を助長してしまう恐れもあります。

そんな時、リフォームの一環としてぜひ行いたいのが外壁塗装。壁の色を塗り替えることで、家の外観が生まれ変わったようにきれいになると同時に、強度を補正することも可能です。しかし、気になるのが価格ですよね。中には、「金額が高くてなかなか踏み出せない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、外壁塗装の際にもらうことができる助成金について解説します。リフォームの際はぜひ活用して、コストを抑えましょう。

外壁塗装の助成金をもらう条件とは?

助成金や補助金の金額は、自治体によって多少違いはあるものの、平均額はおおよそ15万〜20万ほどとされています。このとても多額な金額を節約できると考えると、ぜひ申請しておきたいところです。

また、助成金と補助金によって条件も異なりますが、共通項目がほとんどです。そのため、この項目では共通項目である条件を解説していきます。

基礎となる条件

以下の条件を満たすことができない場合は、助成金をもらうことができません。

  • 税金などを延滞していない、もしくは未払いの納めるべき税金がある
  • 非社会組織との関係がない
  • 日常から住んでいる家であること

工事の際の条件

環境に配慮したエコリフォームであること

住宅地の開拓によるヒートアイランド現象などをおさえるため、環境に配慮したリフォームであることを条件に挙げる自治体は非常に多くあります。ただ、エコリフォームとなると使用する塗料が限られるので、事前にチェックしたうえで申請するのが良いでしょう。

遮熱・断熱の塗料を使用して塗装すること

遮熱・断熱の塗料には室内の温度の上昇を防ぐ力があるのはもちろん、表面の熱も滞らせない特徴があります。また、塗料の中でも比較的長持ちする塗料のため、工事の際の条件とする自治体は多くあります。

その他の条件

費用

多くの自治体が掲げる費用の条件として、10万円以上の工事であることという点が挙げられます。ただ、一般的な外壁塗装の費用は平均80万〜とされているので、この部分に問題はないでしょう。

耐震リフォームの条件

現在の建物の状態に十分な耐震機能がないとされた場合、耐震リフォームという条件で助成金を受け取ることもできます。ただ、現行で昭和56年よりも前に建設されていることが条件となっています。

実際に助成金をもらう方法と手順

実際に助成金をもらう手順は以下の通りです。

塗装業者で見積もり

まず塗装業者でどのくらいの金額になるかを見積もってもらいましょう。この際に、助成金を使用する場合にできる塗装を提案してもらうことで、二度手間になりません。まだ契約はせず、自治体へ行き助成金の許可が下りてから契約するのがいいでしょう。

書類の準備など

おおまかな費用が決まったら、申請に必要な書類を準備しましょう。必要になる書類は以下のとおりです。

  • 助成金の申請書
  • 業者でもらった見積書の写し
  • 工事前の家の状態がわかる写真
  • 住宅の地図
  • 住民票(施工する住宅のもの)
  • 本人確認ができるもの(写真つき)

上記を一式揃えて自治体へ提出しましょう。審査には長くて1ヶ月ほどかかりますが、交付が決まったらもう一度塗装業者へ行き、契約して完了です。

助成金をもらう際の注意点

今回紹介した条件や手順は、自治体によって異なることも多いのでひとつひとつ確認して進めるのが大切です。それぞれの条件は各HPに掲載されています。また、契約日は大体の場合、新年度の4月1日以降に定められていることがほとんどです。見逃しのないよう頭に入れておきましょう。

まとめ

外壁塗装は、助成金を受け取ることで非常にお得に施工することが可能です。ただ、それには満たすべき多くの条件があり、規則にそった方法で塗装を行わないといけないため多少の制限も伴うでしょう。ただ、制限と言っても住宅地の外観や温暖化を抑えるために必要なものです。しっかりと自治体の指示に従って助成金を使用しましょう。

「家の色あせや汚れが気になってきた」このようにお悩みの皆さんは、早急に外壁塗装をおすすめします。というのも、外壁は日々天候や気温などさまざまな影響を受け、劣化してしまうのです。そして劣化し続けた外壁は、悪化すると最悪の場合ヒビが入ってしまうこともあります。

このような危険を予防するためにも、まず1度私たち「鈴木塗装」にご相談下さい。私たちは、関東周辺で塗装専門業者として会社を構え、外壁塗装をはじめシーリング工事や屋上・ベランダの防水工事などを行っています。フレキシブルな動きで、細かな要望にも迅速に対応可能です。

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