内装を塗装する住宅が急増中!内装塗装のメリットやデメリットは?

外壁は塗装し、内壁にはクロス(壁紙)を用いるのが居住用の住宅では一般的でしたが、近年では内装でも塗装を施す住宅が増えているといわれています。

飲食店などの店舗では内装塗装は少なくありませんが、住宅で増えているのは、どのような理由が考えられるのでしょうか?内壁塗装のメリットやデメリット、費用の相場などと一緒にまとめてみました。

内装塗装とは?

内装塗装とは、住宅の内壁にクロスを貼らずに塗装を施すことです。内装がクロスではなく、塗装というのは、飲食店などの店舗が多く用いていますが、内装を塗装することで、クロスを使用した場合とは異なる質感を演出することが可能です。

近年では若い人向けの賃貸物件のリノベーションでも、内装塗装を施す物件が増えており、おしゃれなイメージで入居者を獲得しやすいということも考えられるでしょう。

内装塗装のメリット

内装塗装のメリットは、見た目や質感がおしゃれになることだけではありません。内装塗装のメリットについてまとめておきましょう。

自分好みのカラーリングが可能

内壁塗装の大きなポイントとして、豊富なカラーリングが挙げられます。塗装に使う塗料を混ぜ合わせることで、色のパターンは無数にあり、自分好みの内装を作り上げることができます。

また、経年劣化で色が変化することもあるクロスと違い、塗装であれば色の変化が少なくきれいな状態が長持ちするというメリットも挙げられます。

補修工事が手軽で楽

内壁を塗装にした場合とクロスを貼った場合でもっとも差が出るのが、補修工事が必要になったときです。

クロスを貼っている場合、一か所わずかな傷ができた場合でも、一定程度の面積を張り替える必要があります。また、上でも触れたとおり、クロスは経年劣化により日光の当たり具合や生活環境次第で変色を起こすことがあります。同じクロスに貼り替えても、貼り替えた部分と従来の部分で微妙に違いが出てしまう可能性があります。

さらに言えば、今まで使っていたクロスが生産終了の場合、違ったデザインのクロスを貼らざるをえません。違いが気になるようであれば、部屋全体のクロスを貼り替える必要があります。一方、内壁を塗装している場合、修復が必要な個所を最低限の面積のみ修繕すれば済むので、修繕の手間は非常に楽になります。

一工夫した塗料で便利に

内壁を塗装する場合、一工夫した塗料を使用することで、内壁を便利に使えるようになるケースがあります。

例えば、小さなお子さんがいるご家庭にオススメなのが、内壁が黒板として使えるようになる塗料です。飲食店などで、壁面にチョークで絵やメニューが書かれているのを見たことがあると思いますが、これを住宅に応用した内壁塗装で、黒板として使えます。

家族間のメッセージのやり取りや、小さなお子さんのキャンバスとして利用できる人気の塗料になっています。黒板にする塗料と同様に人気なのが、内壁をホワイトボードとして利用できる塗料です。こちらも市販のペンで書いたり消したりすることが可能で、季節に合わせて絵をかいたり、メッセージのやり取りをしたり、と非常に便利な使い方が可能になっています。

内装塗装のデメリット

内装に塗装を施すことは、当然ですがデメリットも存在します。そんなデメリットも確認しておきましょう。

塗料のニオイが体調に影響

内装に塗装を施すと、室内に塗料のニオイが充満します。もちろん内装塗装には、外壁塗装とは違うタイプの刺激臭の少ない塗料が使われますが、それでもニオイに敏感な方は感じてしまうでしょう。

また、しっかり乾燥させることで塗料のニオイは軽減されますが、まったくゼロにするのは難しいのです。ニオイに敏感な方や塗料のニオイが苦手な方は、少々気になるかもしれません。

工事期間が長い

同じ面積を塗装する場合とクロスを貼る場合では、工事に必要な期間が大きく異なります。クロスを貼り替える場合、現在のクロスを剥がし新しいものを貼るだけですので、よほど広範囲でない限り数時間で工事は完了します。

一方、内壁を塗装する場合、クロスを剥がした後、下地を塗装できる状態に修復します。そのうえで塗装を行い、場合によっては二度塗り、三度塗りを行い、さらに塗料を乾かしてようやく工事が終了します。工事内容によりますが、数日間かかるのが普通ですので、クロス貼り替えと比較すると、工期は長くなります。

内装塗装の費用の相場は?

内壁を塗装する場合の費用ですが、これは使用する塗料や塗装する面積でずいぶん事情が変わってきます。それでもあえて相場としてまとめると、相場は5~20万円ほど。(あくまで相場になります)相場の額を得るのが難しい工事ですので、しっかりとした見積もりを提示してくれる施工業者を選びましょう。

まとめ

内壁の塗装は、クロスを貼るよりもデザイン性に富んだ部屋を作り上げることができます。また黒板やホワイトボードのような、ちょっと変わった内壁を作ることも可能なため、近年需要は高まっています。とはいえ工期の長さや費用の問題などで、内壁を塗装しようと考えてはいても、二の足を踏んでいる方が多いかもしれません。

「鈴木塗装」には長年にわたる内装工事のノウハウや、経験に裏打ちされた塗装技術、そして塗料に対する知識の高さがあります。お客様のご自宅を確認させていただき、内装に最適な塗料、塗装方法を見つけることができます。

費用の面でもお客様に安心していただけるよう、わかりやすい見積書を提示させていただいておりますので、内装塗装をお考えの方は、ぜひ一度、「鈴木塗装」までご連絡ください。